東京大学医学部附属病院 胃食道・乳腺内分泌外科
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腹腔鏡胃手術に関する研究


近年,腹腔鏡下手術の適応が拡大 されることで,多くの術式が腹腔鏡下または腹腔鏡補助下の腹部手術が術式の第一選択となることも少なくない.当科では、従来胃癌に対して行ってきた機能温存術式(幽門保存胃切除、幽門側胃切除+空腸間置術、噴門側胃切除)をそのまま鏡視下手術に導入することに成功し 1)-3), 2003年は60症例以上の胃切除または食道癌手術における胃管作製手術に応用している.

現在腹腔鏡自身 の利点であるとされている低侵襲性の証明の動物実験も同時進行しており, 開腹手術における腸管のManipulationが侵襲を増強している原因であることを分子生物学的手法を用いて示した4).尚、現在も侵 襲の評価や 腸管運動などにも着目し,腹腔鏡手術の利点を科学的に探求している.


1) 比企 直樹, 上西 紀夫.早期胃癌に対する縮小手術・機能温存手術.外科治療;88, 1033-1041, 2003
2) 比企 直樹, 上西 紀夫, 山口 浩和.早期胃癌に対する幽門保存胃切除術.手術;58 (6), 833-842, 2004
3) 比企 直樹, 上西 紀夫.幽門側胃切除術(D1+郭清+再建).専門医をめざすための 経験すべき鏡視下消化器手術;38-47, 2003
4) Naoki Hiki, Nobuyuki Shimizu, Hirokazu Yamaguchi, Kazuhiro Imamura, Michio Kaminishi et al. Manipulation of the Gastrointestinal Tract is the Predominant Cause of the Elevated Inflammatory Immune Response after Open Surgery in Comparison to Laparoscopic Surgery. In submission.


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