乳腺内分泌外科

東京大学医学部附属病院 胃食道・乳腺内分泌外科

胃食道外科

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スタッフ紹介

患者さんへ

医療関係者へ

胃食道外科の外来診療あるいは入院診療を受けられた患者さんへ

「胃食道外科診療記録を利用したデータベースの包括的後ろ向き研究」のご協力お願い

東京大学医学部附属病院胃食道外科では、胃癌、食道癌、gastrointestinal stromal tumor (GIST)に代表される間葉系腫瘍、消化管穿孔・消化管出血・腸閉塞などの緊急疾患、急性虫垂炎に代表される炎症性疾患、と多岐にわたる疾患の治療を行っています。術後合併症の軽減による短期的な成績のみならず、腫瘍疾患であれば再発率低下、生存率向上などの長期的な視点での外科治療成績の向上を目指しております。治療に当たってはわが国、あるいは諸外国における様々な大規模臨床試験の結果、治療ガイドラインに準拠しておりますが、未だ解決されていない問題も多いのが現状です。
このような問題を解決するためには、前向き研究(研究目的が決定した後に患者さんをいくつかの群に振り分けさせていただき、その経過を追わせていただく研究)が重要ですが、その基盤として後ろ向き研究(過去の診療記録・データを解析して、治療成績や患者さんの自然経過を見させていただく研究)が非常に重要です。
それゆえ、当科では、東京大学医学部附属病院胃食道外科を受診された患者さんの過去の診療記録・データを解析致します。対象となる診療記録は、
カルテ記載内容(既往歴、家族歴、現病歴、生活歴、身体所見、症状、治療履歴)、投与薬剤、最終受診日、転帰、手術記録、麻酔記録(手術時間、出血量、輸液量、使用薬剤)血液検査(血算、生化学、血糖関連、凝固、腫瘍マーカー、血液ガス、内分泌関連)、尿・便検査、生理学検査(心電図、肺機能検査、超音波検査)、画像検査(単純X線、CT、MRI、PET、血管造影、核医学検査)、内視鏡検査、病理組織検査、免疫組織検査、細菌学的検査、他科での診察情報、他科での手術情報
と、過去に行われた日常診療に基づくものです。
この研究は過去の診療記録を用いて行われますので、該当する方の現在、未来の診療内容には全く影響を与えませんし、不利益を受けることもありません。解析にあたっては、個人情報は匿名化させていただき、その保護には十分に配慮いたします。学会や論文などによる結果発表に際しては、個人の特定が可能な情報はすべて削減されます。
この研究に関してご不明な点がある場合、あるいはデータの使用に同意されない場合には、以下にご連絡頂きたらと存じます。尚、本研究は、医学部倫理委員会の承認を得ております。また、この研究への参加をお断りになった場合にも、将来的に当科における診療、治療において不利益を被ることはありませんので、ご安心ください。

2012年10月29日
連絡先 東京大学医学部附属病院 胃食道外科 瀬戸泰之(研究責任者)
〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
電話:03-5800-9730 胃食道外科

 

現在行っている後ろ向き研究一覧は下記の通りです。

胃切除後食道癌に対する遊離空腸を用いた二期分割手術

若年発症胃癌の臨床病理学的特徴について

幽門下動静脈を温存した幽門保存胃切除

胃癌腹膜再発予測のための腹腔内遊離癌細胞白血球比(Tumor leukocyte Ratio)の可能性

胃癌術前画像検査で描出されるリンパ節と病理学的リンパ節転移の相関について

胃癌・食道胃接合部癌の予後予測における術前血液データ由来スコアの有用性について

食道胃接合部腺癌の術式、再発形式に関する検討

胃癌手術成績と腹腔内脂肪量との相関について

高齢者胃癌患者の併存疾患と手術合併症の相関について

胃癌肝再発に対する集学的治療の検討

ESD非治癒切除胃癌に対する追加切除例からみるリンパ節転移と癌局所遺残の検討

食道癌同時性肝転移、異時性肝転移に対する集学的治療成績の検討

胃・十二指腸腫瘍に対する、経口内視鏡腹腔鏡合同手術の治療成績について

胃癌周術期におけるサルコペニアと身体活動量の変化

ロボット支援下縦隔アプローチ食道癌根治術の現況と展望

胃癌からの肝転移に対する転換手術

病理学的深達度T1b-3食道扁平上皮癌においてCTによる術前転移リンパ節診断が予後に与える影響の検討

高齢者胃癌における術前呼吸機能が予後に与える影響の検討

P0CY1胃癌に対する治療方針 切除先行か化療先行か?

胃全摘・噴門側胃切除術後の経時的変化についての観察

幽門狭窄を伴う進行胃癌に対するステント挿入術の有効性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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