入局希望のドクターへ
胃食道外科・乳腺内分泌外科での入局後のながれ
平成16年度より開始された卒後臨床研修必修化に伴い、2年間の初期研修(スーパーローテート)を終えた当科入局希望者は、外部研修協力施設にて2〜3年間の外科専門研修(前期外勤)を行います。 外科専門研修修了後は東大胃食道・乳腺内分泌外科に所属して、病棟主治医として1年間の勤務を行ない、専門分野の修練に励むことになります。 この期間に胃食道外科あるいは乳腺内分泌外科の専門医としての基礎を形成し、同時に学部学生や初期研修医に対する教育・指導を通じて自らの臨床・教育能力を高める努力をすることになります。 特に当科においては、診断から治療まで幅広い臨床能力を有する外科医の育成に力を注いでいます。大学院を希望する場合は、原則として病棟主治医としての勤務を終えて進学することになります。 (詳細は当科大学院を目指すドクターへを参照)。大学院終了後は、再度外部研修協力施設にて2〜3年間の外科勤務(後期外勤)を行い、約10年で研修を終了し、一人前の外科医として活躍いただくことになります。
専門医の資格取得について
様々に制度が変化しつつある状況ではありますが、10年を一区切りとした外科医の育成という当科の基本的理念に変わりはありません。この間、必須の資格である日本外科学会専門医、さらに当科関連の専門医(消化器外科、消化器病、消化器内視鏡、腹腔鏡外科、癌治療、乳癌、甲状腺外科など)取得のためサポートを最大限行います。
留学について
国内・国外留学については、大学院生および病棟主治医終了後が対象となります。いずれも原則2年間で、研究テーマおよび留学先は自由です。希望者には留学先を医局から紹介します。参考までに、これまでの教室員の海外留学先を挙げます。
・Vanderbilt University (USA)
・Johns Hopkins University (USA)
・Harvard University (USA)
・UCSF (University of California SanFrancisco) (USA)
・Georgia Medical College
・British Columbia Cancer Agency (Canada)
・University of Ulm (Germany)
・University of Berlin (Germany)
・University of Marsricht (Netherlands)