研究科教授より医学部医学科臨床実習クリニカルクラークシップ大学院医学系研究科医師初期研修初期研修終了後 |
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クリニカルクラークシップ医学部3年の1月から3月の間、受け入れ期間1ヶ月、各科1ヶ月に定員1名 胃・食道外科A.目的胃癌、食道癌を代表とする上部消化管疾患の患者の術前検査から周術期管理を、病棟主治医、指導医とともに体験し、臨床の実際を学ぶ。患者との接し方、癌患者の病態から精神的なものまで総合的に理解する。また、合理的な治療方針決定の考え方を学ぶ。 B.指導体制卒後10年前後の病棟指導医1名、卒後4?5年目の病棟主任医(ハウプト)1名、研修医1名の3名が1チームとなり、常にチームで行動する。チームは3つある。各患者の病態の把握、処置はこのチームと外来担当医の中で話し合って行われる。手術適応、方針はチームのプレゼンテーションのもと教室全体の検討会で決定されるシステムになっている。学生は1つのチームに配属され、チームの一員として、診療に当たる。 C.指導内容疾患としては、胃癌、食道癌が中心となり、その他GISTなどの胃腫瘍や食道裂孔ヘルニアなどの良性疾患も扱う。手術前の内視鏡検査、上部消化管レントゲン検査、超音波内視鏡などの特殊検査への参加も可能である。手術としては、腹腔鏡手術を行っており、早期胃癌や食道癌の腹部操作は全例腹腔鏡で行っているため、腹腔鏡手術の経験ができる。手術後の再発症例の化学療法や終末期緩和療法にも取り組んでおり、癌患者の全ての病期について学ぶことができる。 D.医行為レベル別 指導・業務内容当科の多くの医療行為は侵襲的であるため、実際に行うことは困難である。検査は原則見学。手術は、手洗いして参加。検査結果の読影、評価。術前のまとめ、プレゼンテーション。術後経過のまとめ、プレゼンテーション。 E.業務の実際所属チームを決め、チームの一員として行動する。病棟担当医とともに周術期の検査、処置および手術に参加する。術前検査、手術および術後処置を担当医とともにおこなう。再発患者の治療(化学療法)についても学ぶ。外来担当医とともに内視鏡検査、超音波検査に参加する。 月曜 抄読会、教授回診、病棟診療、検査 F.集合時間・場所朝8時、胃・食道外科医局(旧中央診療棟7階) G.評価方法所属チームの指導医が評価する。参加態度、疾患に対する理解度の向上、治療方針を提言できるようになること、プレゼンテーション能力を評価の対象とする。 乳腺・内分泌外科A. 目的より多くの臨床経験を積むことにより、臨床医として必要な態度、価値観、習慣を身につける。以下のような乳腺・内分泌外科疾患の診療に必要な検査及び治療に参加する。(1)乳癌を中心とした乳腺疾患、(2)副腎腺腫(腹腔鏡下手術)、甲状腺癌、副甲状腺腺腫を中心とした内分泌疾患。チームの一員として、検査結果を総合して診断し、最も適切な治療法を決定する訓練をする。個々の症例の問題点を指摘し、解決策を提起する。 B.指導体制受け持ち体制は、外来担当医と、病棟指導医、病棟主任医、研修医の3名1チームとなっている。学生はこのチームに配属され、BSLでの経験を生かし、チームの一員として診療に当たる。 C.指導内容(1)乳腺腫瘍の診断と治療 エコー、マンモグラフィー、CTなどの画像診断と細胞診、組織診などの病理診断。術式または化学療法の決定。再発患者の治療。 (2)甲状腺・副甲状腺腫瘍、副腎腫瘍の診断と治療 D.医行為レベル別 指導・業務内容外来および病棟診療に担当医とともに参加する。画像診断、手術、術後処置の補助を指導医のもと、行う。 E.業務の実際病棟担当医とともに周術期の検査、処置および手術に参加する。術前検査、手術、および術後処置、リハビリ指導を担当医とともに行う。再発患者の治療(化学療法、放射線療法など)についても学ぶ。外来担当医とともに検査、診断および術後診療に参加する。視診、触診、超音波検査、細胞診および術後の創部処置に参加する、 月曜 抄読会、教授回診、病棟診療、外来診療 F.集合時間・場所朝9時、胃・食道、乳腺・内分泌外科医局(旧中央診療棟7階) G.評価方法(1)研修前後での乳腺・内分泌疾患の診断力(主に画像およびデータ)の向上 |