乳腺内分泌外科

東京大学医学部附属病院 胃食道・乳腺内分泌外科

胃食道外科

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高度肥満症に対するスリーブ状胃切除Q&A(手術の効果、リスクなど)

Q3. 費用と入院期間について教えてください。

おおまかではありますが、国民健康保険の3割負担で約40万前後となります。

別途部屋差額代と食事代(1食390円)がかかります。  

加入している保険会社と相談するのをお勧めいたします。

肥満が原因による糖尿病・高血圧・脂質異常症に対する永続的な薬物治療代を考慮すると高くはないと考えています。

Q4. 肥満手術で体重はどれくらい減りますか?効果は?

一般的には減量手術の成功は余分な体重(術前体重から理想体重を引いたもの)の50%以上の減量が得られ、

少なくとも5年間はその体重が維持できることと定義されています。

程度の差はありますが、最初の6ヵ月で余分な体重の30%から50%の急速な減量がみられ、

12か月で77%の減量が認められるとされています。

Q5. 肥満手術を受けて危険なことが起こるリスクはありますか?

ほかの腹部手術と同様に減量手術にもリスクは伴います。  

特に肥満の方に手術をおこなうことは、簡単な腹部手術(虫垂切除術、胆嚢摘出術)であっても大きなリスクを伴います。  

また肥満の患者さんは内在している病気が多くあります。  

減量手術は決して簡単な手術ではありません。  

リスクを伴うことをしっかりご理解頂いた後に手術を受けて頂くべきだと考えています。

 

 


 


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