乳腺内分泌外科

東京大学医学部附属病院 胃食道・乳腺内分泌外科

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食道癌の治療と進行度(Stage)

食道癌の治療方針

 食道癌に対する治療法としては、我々が専門に行っている外科手術以外に、内視鏡治療、放射線照射、化学療法(抗がん剤)などがあります。進行度によって、使い分けられます。図(食道がん治療のアルゴリズム)をご参照ください。それぞれの治療法を組み合わせて行う集学的治療も他科と協力して、積極的に行っています。

食道癌治療のアルゴリズム

進行度(Stage)の説明

 進行度(Stage)は癌取扱い規約によりO,I,II,III,IVa,bに分けられていて、癌が進むに従って、進行度も大きくなります。進行度は癌の深さ(深達度:T)、リンパ節転移の程度(N)、および遠隔転移の有無(M)によって決まります。すべて程度が進むにしたがい数字も大きくなります。それらを組み合わせてStageが判定されます。詳しくは日本食道学会ホームページをご参照ください。

日本食道学会(http://www.esophagus.jp/)
食道癌治療ガイドライン 2002年12月版(PDF) (2.3MB)

 最終的には手術で切除された標本(取り出された検体)を顕微鏡で詳しく調べて、はじめて確定されます。治療開始前のStage判定は、あくまでも内視鏡やCT検査にもとづく推測です。切除して、それを顕微鏡で調べて、初めて癌の深さや転移の有無はわかるのです。

 

 

 


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