乳腺内分泌外科

東京大学医学部附属病院 胃食道・乳腺内分泌外科

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高度肥満に対する胃内留置バルーンの臨床研究Q&A

Q1. バルーン治療は希望すれば誰でも受けられるのでしょうか?

?バルーン留置は内科的治療に無効の高度の肥満の方を対象にしています。特に美容目的には行っていません。ご本人が希望しても以下の3つの基準を満たさなければこの治療を受けることは出来ません。

 

1.この治療が必要なほど十分に「高度」の肥満状態である。

「高度」の基準は、BMI(Body Mass Index) [体重(kg)/身長(m)/身長(m)]が35以上であることです。

例; 身長が1m60cmの場合は体重90kg以上なら対象となります。

90 kg / 1.6 m / 1.6 m = 35.16 ・・・35以上

 

2.肥満に伴う健康障害がある。

糖尿病、高血圧、高コレステロール、肝機能障害、睡眠時無呼吸、腰痛、膝関節痛など

 

3.東大病院で最初に1-2週間、内科に入院して食事療法を実践し、3kg以上ダイエットできる。さらに退院後、半年間は内科的治療を外来通院で続ける。その間、痩せた体重を維持できる。

バルーン治療は食事量を減らす方法なので、食事療法の効果がある程度は得られる方でないと無効です。また、減った体重が短期間に簡単にリバウンドしてしまう方は、せっかくバルーン治療を行ってもすぐに体重が戻ってしまいます。すなわち基準を満たすかどうかの判定のため、当院を初診されてから、少なくとも1週間以上の入院と6ヶ月の通院治療を最初に受けていただきます。なお他の病院での治療歴はカウントされません。

 


 


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