高度肥満に対する胃内留置バルーンの臨床研究Q&A
Q3. この治療を受けて危険なことが起こる可能性はありますか?
内視鏡的胃内バルーン留置術は、バルーン留置後4〜5時間後から約2日間、吐き気や嘔吐などの腹部不快感が持続します。その間は点滴などの投与が必要なため、入院が必要です。その後ほとんどの患者さんは腹部不快感が軽くなりますが、稀に耐えられない方もあります。
また海外では1%未満の確率でバルーンの破損、胃破裂などの合併症の報告もあります。 手術に比べると可能性は低いですが、危険なことが起こる可能性はゼロではありません。