乳腺内分泌外科

東京大学医学部附属病院 胃食道・乳腺内分泌外科

胃食道外科

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胃癌の治療方針

当院での胃癌の治療は基本的に日本胃癌学会の提示するガイドラインに従って行います。胃癌以外の様々な病気(心臓病や肺の病気、重症の糖尿病など)をお持ちの患者さんでは、病気の進み具合と患者さんの全身状態のバランスを考えて、治療方法の選択肢を提示させて頂きます。

詳しくは、日本胃癌学会のホームページ胃癌治療のガイドラインの一般用ガイドラインをご参照ください。

内視鏡治療

胃カメラによる治療です。早期胃癌で転移の可能性のきわめて低い患者さんに行います。取り除いた胃癌を病理検査で十分検討した後、追加の手術が必要になる事もあります。

腹腔鏡手術

現在では医学の進歩により早期の胃癌はほぼ治るようになりました。そこで手術による後遺症を出来るだけ少なくして胃癌が治った後の生活の質を向上させる努力が行われています。
 腹腔鏡手術とは腹壁に小さな穴を開けそこからカメラを挿入しのぞきながらマジックハンドのような機械を使い手術を行います。この方法は開腹手術に比べ体への侵襲が少ないと言われており、早期回復できることや手術後の痛みが少ないなどの利点があります。ただし手術は難しくなり手術時間も長くなります。早期胃癌の患者さんには通常の開腹手術以外に腹腔鏡手術も選択して頂けます。
 平成14年から保険診療となりましたがまだ始まって間もないため、ガイドラインでは臨床研究に位置付けられております。

開腹手術

一般的な手術のことです。胃癌の標準的な手術治療は胃の2/3以上の切除及び第2群までのリンパ節切除を行うものです。ガイドラインでは定型手術と位置づけられております。胃の出口の方の2/3を切除する幽門側胃切除術や胃を全部切除する胃全摘術があります。場合によっては胃の入り口の方を切除する噴門側胃切除術なども行います。また他にもガイドラインに従い早期の胃癌に対しては縮小手術を行っております。縮小手術には病巣のみを切除する局所切除や胃の出口を残す幽門保存胃切除術があります。
 癌が周囲臓器(膵臓や大腸などが多い)に浸潤しているなど極度に進行していた場合、それらの臓器とも一緒に切除することで癌をすべて切除できると判断された場合には合併切除を行います。これらは拡大手術と呼ばれています。
 そのほかに残念ながら進行癌で手術では胃癌を切除しきれない場合には食事ができるように胃と小腸をつなぐバイパス術や癌からの出血で貧血とならないように胃のみを切除する単純胃全摘などがあります。

化学療法

胃癌の進行程度や患者さんの全身状態のために根治手術が不可能なときに行なう、抗癌剤による治療です。病気の進行程度によっては手術前に抗癌剤を使用したり(術前化学療法)、進行癌の根治手術後に使用したりします(術後補助化学療法)。ある程度進行した胃癌の患者さんに手術をして術後補助化学療法を行なうと生存率が1割上昇することが報告されており、当科でも進行癌の手術後には薬(内服薬)の治療をお勧めしています。

スキルス胃癌の治療

スキルス胃癌は腹膜播種(癌が胃を突き破りお腹の中に癌がばら撒かれている状態)という転移形式をとることが多い胃癌です。CT検査で腹膜播種が疑われるときには、切除術の前に腹腔鏡でおなかの中の状態を観察し、おなかの中に水を撒いて回収して、その中に癌細胞がいないかを調べる検査(腹腔洗浄細胞診)を行います。また、必要に応じて手術前または手術後に化学療法を行います。

 

 


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